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新帯域


  • Posted by: F&F
  • 2011年10月24日 11:02

LTEサービスエリアをどこまで広げられるか。
総務省指針は7年後のサービスエリアを問題としている。

これはEMの意見を受けたものとも言われている。
7年後と期間を未来よりに持っていったのはSBMに配慮したためだろう。
EMはおそらくエリアカバー率95%の数字を出してくると思われ、SBMもこれに揃えざるを得ない。

W-CDMAでの利用であれば2GHz帯や1.5GHz帯と合わせて穴埋め的に使えるのだが、LTEのサービスエリアと限定されると厳しい。
先日も書いた通り高額で規模の大きくなりがちな900MHz帯の基地局を沢山作る必要があるからだ。
OFDMAでの制御を考えると基地局数は2万程度は必要だと思う。

もっとも市区町村役場付近だけをエリア化するというお得意の方法を使えばその1/4程度でも何とかなるとは思うが、LTEのメリットは活きなくなる。

基地局建設は場所の確保が大切だ。
900MHz帯でエリア制御を上手く行おうとすると地上高の高いアンテナが必要だ。
900MHz帯で波長が長く、しかもMIMO必須なので複数のアンテナが必要になるので設備は大型化する。
セクタコントロール無しなんて禁じ手に走る可能性がないでもないが、周波数利用効率は当然悪化するわけで貴重な900MHz帯の有効な使い方とは言えなくなる。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111021/371203/

   

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