- 2011年11月 1日 11:04
ウインカのLED化でICリレーと称されるものを使っているのは以前に書いた。
555が耐圧不足で壊れた話も。
で、気に入らないのはウインカスイッチを入れた時に点灯から始まらないこと。
スカイウエイブの場合はイグニションONでウインカリレーのB端子には12Vが加わる。
ウインカスイッチはウインカリレーのL端子側に付いている。
ウインカリレーは負荷を見ていて、負荷が接続されると555のリセットを解除するように動作する。
リセットが解除されるとタイマがスタートしてタイマ時間が経過すると出力がLになりリレーが動く。
リレーが動くとL端子に+12Vが出力されてウインカが点灯するが、リセット回路には時定数があるのですぐにはリセットされない。
なので555が発振状態になってウインカが点滅する。
単純にリレードライブをアクティブHにしてしまうと、リセットが解除されなくなる。
この回路を使う限りウインカスイッチONでは消灯からスタートしてしまうわけだ。
というか発振制御を電圧で見る以上仕方がない。
これを電流検出型にすれば点灯からスタートさせることが出来る。
市販のICリレーが電圧検出型なのはLEDなどのように消費電流の少ないデバイスに対応させるためだ。
検出無しで常時発振でも良いのだが、そうするとキリの良い所から点滅を開始するとは限らなくなる。
ダイオードでも1本入れて電圧降下でも見るようにしようかなぁ。
Reset端子と555の時定数決定用のコンデンサCの間にもう一つのコンデンサCxを入れるとどうなるだろう。
Resetが解除(H)された時にCxを通してCを急速に充電するとその瞬間だけタイマ時間が短くなる。
で、やってみたのだが上手く行かなかった。
ONからのスタートにはなるのだが、リセット端子の電圧変動がTrで増幅されて時定数を揺らすので安定しなかった。
そうそう、ウインカバルブ切れが検出出来ないといけないことになっている。
なので市販のICリレーは機能自体が不良と言うことだ、厳密には。
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