- 2011年11月 2日 11:04
ウインカリレー悪あがきの続きである。
次なる策はリレーをアクティブHで動作させるのだが、555とリレーの間にTrを入れてANDを取る。
TrはReset信号で駆動するようにする。
通常はResetがかかっているので555の出力はHだが、TrがOFFになっているのでリレーは動作しない。
L端子がLowに落とされる、つまりウインカスイッチが入るとResetが解除されると共にTrがONになるのでリレーが動作する。
Reset回路には時定数が持たせてあるので一旦Resetが解除されると少しの間はResetが解除されたままになり、リレーが動作してもすぐにResetされる事はない。
問題というか不安定要素はReset回路の時定数がCRで決められている点、555のリセット解除電圧とTrの動作電圧に差異があること。
Reset回路のゲインが十分なら良いのだが、そうでないと555のリセット解除とTrの動作開始が一致しない。
Trが先に動作すると最初一発目のウインカ点灯時間が長くなる。
Reset回路に元々付いているコンデンサは0.47μFのケミコンだ。
これでは容量が小さいので10μFにしたら少し大きすぎた。
でも適当なものがなかったので我慢する。
ケミコンは寿命があるので余り使われなくなり、在庫がなかったのだ。
でもこれでONスタートになった。
500円で買ったウインカリレーなのだが、過電圧保護回路とONスタート回路改造を行ってどうにか使えるようになった。
http://www.fnf.jp/blog/2011/10/fnfblog5319.html
ちなみに防水にはなっていないので単車に付ける場合にはその処置が必要だ。
振動対策も考えられていない。
車載機器の設計をされた方ならお解りだろうが、ケミコンやトランジスタなど足が細い割に本体の重いパーツは振動で簡単に吹っ飛んでしまう。
これに関してはシリコン(余り固くならない、バスボンドみたいなヤツ)で部品同士をくっつけておいた。
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