- 2011年11月 9日 12:03
シグナスのドライブ系を点検してみる事にした。
ユニットケースカバーのネジが固いのでインパクトがないと舐めるぞなんて聞くのだが、サイズのあったドライバがあれば緩められる。
緩められるが確かに固い。
電動やエアインパクトとは言わないが、ドライバの柄を叩くとインパクトドライバになるメカニカルな一発式でもあればいい。
サイズは、こんなデカいドライバが必要なのかと思うものだ。
このサイズはイグニションコイルの取り付けネジを緩める時に使ったが、他では使った事がない。
と言っても特に強度のいる場所ではない。
アルミか亜鉛合金製のユニットケースのカバーに、化粧プラスチックカバーを止めているだけのもの。
アルミか亜鉛に鉄のネジが固着して固くなっているだけなのだ。
ヤマハ製はスズキ製に比較するとネジがやたら多い。
スズキだったら絶対クリップを使うよなとか、ハメ合わせだけだろうなと思う所もネジで止まっている。
ネジは共通なものが多く、振動の多そうな場所はゴムブッシュが付いていたりして金がかかっている。
スズキの場合は同じような場所でもネジの長さを違えている場所も多い。
ブッシュはネジ一体式ではなくOリングチックな物が挟まっているとか、そんな風な場所もある。
ドライブ系への冷却風の導入にしても設計思想の違いが感じられる。
シグナスXをバラすと、なるほど、だからここにこの板があるのかみたいに感心させられる事がある。
よく考えられているというか、もっとよく考えればコストダウン出来そうなのにと言うか、そんな感じだ。
対するスカイウエイブの方は、そのコストダウン手法に感心する事が多い。
多くの場合コストダウンは軽量化にもつながる事なので、それが悪いとばかりは言い切れない。
コストダウンをしながら機能を破綻させないのがスズキなのだろう。
ヤマハはドライブ系が弱いのでインパクトは使わない方が良いと言われる。
ヤマハと言うより125ccクラスは、だろうな。
スカイウエイブは250cc版と400cc版が殆ど共通なのでネジなどの太さもかなりなものなのだ。
ドライブプーリもドリブン側もY字型のプーリ押さえを使う。
が、ドライブ側は専用のレンチがあった方が良いなぁ。
Y字型のものでも役には立つが外れやすいので一人で作業するには向かない。
乗り始めて半年、8000km強の走行距離なのでドライブ系の内部はそこそこ綺麗だ。
ベルトのカスなどはあるが特に掃除はしなかった。
冷却風導入孔のフィルタは掃除した。
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