- 2011年11月14日 13:04
トヨタと言えば各車での部品共通化によるコストダウンが進んだメーカだと言える。
レクサスエンブレムとトヨタエンブレムの取り付けサイズも共通だ。
双子車や三つ子車などは共通部品を最大限に使いながら、フロントやテール意匠を微妙に変えて販売チャネルを分けたものだ。
古くはカロリンター(カローラ・スプリンター)とか、マーク2などはクレスタとチェイサーも生み出して3兄弟になった。
トヨタは今後更にシャーシの共用化を進めていくそうだ。
双子車などは車体全体を共通で使うが、シャーシの共用化だと雰囲気の違った車になる。
これもだいぶ古い話だが、シルビアってサニーのシャーシで出来ていたのではないかな。
なのでボディー幅は広いがタイヤはその奥の方に付けられているいという感じでトレッドが狭かったとか何とか。
トヨタワンボックス乗用車の主力車種国内生産台数は全体の1割、およそ30万台だそうだ。
ボクシーやアルファードなど、これらのシャーシ共通化でコストダウンを狙う。
電子制御部分に関してもユニットそのものや回路/部品の共用化を進める。
共用化で恐いのはその部品にトラブルがあった場合だ。
リコール規模が大きくなり、処理コストも膨大になってしまう。
ただ、そのリスクを考えたとしても共用化や共通化によるコストメリットの方が大きいようだ。
トヨタでは15種類のプラットフォームを持っているようだが、今後これを減らす。
ワンボックスなどはデザイン性と言える部分は少なく、それこそ全部兄弟車ですと言ったって解らない。
大きさの違いにしても無駄を承知で共用化すれば吸収出来る。
これがコンパクトカーなどになると車重や燃費など気にすべき点が多くはなるが、1.5t〜2tもある車なら余り気にならないだろう。
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