- 2011年11月24日 12:01
来月からだったかな、東北道の無料開放が始まるのは。
不正通行問題などで限定無料は終了したが、今度は特別な書類無しで無料通行が可能になる。
有料だと交通量も少ないわけだが、無料化すればそこそこ活用される。
しかし東京近郊からだと最も近いと思われる無料区間開始ポイントが水戸インターで、ここまで行かなければならない。
無料化開始がもう少し早ければ観光客も増えただろうに、全く国のやる事は…
有料道路は二輪車は通りにくい。
以前に伊豆に行った時に、結構イヤになった。
一々財布を取り出して、カードを出してと面倒なのだ。
しかもグローブをはめているので思うように指先が動かないと来ている。
では今CLSに付いているETC車載器を(普通車通行料金になるのは覚悟の上で)付けたらどうなるだろう。
ここで問題になるのは「ETCをセットアップされた車両ではない車両に車載器を載せ替え、再セットアップを行わずに通行した場合」には不正通行になるという部分だ。
これはETCシステム利用規程第3条3項違反となる。
料金区分が違うので罰則規定がある。
では軽自動車登録のETC車載器を単車に積んだらどうなるのか。
これも同じように規約に抵触はするのだが、同一料金での通行になるので罰則規定がない。
ようするに車を買い換えたけれど車載器をそのまま使い回したのと同じ扱いなのだ。
本来であれば再セットアップを行う必要性があるのだが、それを行わなくても処罰はされない。
何故罰せられないのかというと、車載器の登録と車両の登録が別々に行われていて照会が出来ないからである。
ETCは天下り組織である財団法人・道路システム高度化推進機構が管理している。
ここは自動車のナンバープレート情報を得る事は出来ても照会には手間がかかる。
ようするに、ETCの登録情報と実際の車両のナンバープレートが合致しているかどうかをチェックは出来るが、それが違っていたからと言って追跡には手間がかかるわけだ。
天下り団体が手間のかかる事をやるとは思えない。
ただし不正通行、つまり軽自動車用のETC車載器を大型トラックに積んで通ったような場合は摘発ゲインの方が大きいので取り締まる。
この場合は明らかに道路会社に損失が出るので警察などに対して告発が可能なのだ。
しかし料金が変わらない場合はどこにも被害が及ばない。
単に登録変更がされていなかっただけという事になるので警察は動かない。
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。