LG

LG電子と言えばblogに片っ端からコメントスパムを投稿して自社製品を宣伝しまくった企業だ。
Youtube閲覧数アップ作戦同様に、韓国においてはそれが普通のマーケティング手法なのかも知れない。

但し日本では受け入れられない。
最近の宣伝手法はシャープなどと同様に、半記事的にメディアを使う作戦に出ている。
あからさまな広告ではないが本来の記事とも違う、紹介よりは記事に近いが中身は宣伝だ。
メディアが受ける代償は広告費だが、この記事自体に費用が発生するわけではない。
記事の他に大きな広告を出してねと言われる訳だ。

厳密に言うとステルスマーケティングになり禁止されるわけだが、その線引きは曖昧だ。
もちろん今は塀の中のホリエモン氏がAppleから金を貰って宣伝していたようなアレは完全に違法だが、では神尾氏はどうなのかというと微妙だろう。
シャープの宣伝手法もこれと似たような所があるが、Appleとの違いは記者自身を取り込めていないことだ。
ようするに記者がなびくほどのメーカ的ブランド力が無いのである。

LGと言うと少なくとも日本国内においてはシャープよりブランド力はない。
従って記者個人を取り込むことは出来ないが、メディアにカネを払うことは出来る。

LG製品を所有したことはないが展示会等々で触ったことはある。
まあ普通に出来ていると言えばそうなのだが、質感が日本製よりも劣るなとは思った。
細部の詰めも甘い感じがしたが、日本製と手下らないバグが多いのだから立派なことは言えない。

韓国つながりでSAMSUNGの話も。
世界各国でAppleを相手に訴えを起こしているサムスンだが、フランスとイタリアでは敗訴した。
フローリアン・ミューラー氏は「サムスンの戦略には根本的な欠陥がある」としている。
AppleもSAMSUNGも似たようなものというか、不当な訴えだとは言わないがSBMが総務省を訴えたのと同じようなアホらしさに見える。