シグナスX

シグナスのフロントブレーキパッド残量が怪しい。
シグナスはスカイウエイブに比較するとブレーキが甘いのでデイトナのパッドを奮発した。

しかし失敗した。
国内仕様と台湾仕様ではパッド形状が違ったのである。

外したパッドの残量は1mm程度で限界だ。
国内仕様のパッドも付かないことはないが、引きずり防止のバネを付けられない。
ベース金属の形状も多少違う。
多少違うが加工すれば付かないことはないので、やすりで削って付けてしまった。
後でちゃんとしたものを発注しておこう。

プラグの様子も見てみた。
明らかに濃い。
始動直後だとプラグが濡れるほど濃い。
まだまだ気温は下がると思うので燃調は-4にしてみた。
プラグもかぶりに強い2接地電極型にした。

低温で濃く高温で薄いというのは温度補償過多か。
調整しなくても走れないことはないが低温時のエンジン始動直後は調子が悪い。
燃費だって32km/lあたりまで落ちている。
始動直後のことを考えるともっと薄く出来るが、走行中に薄くなりすぎると困るのでこの程度にしておく。

スカイウエイブで行った富士山の記事で、キャブ車だと高地で調子が悪いとコメントを頂いた。
キャブの形式によっても異なるとは思うがベンチュリで流速をメインに測っているので空気密度が下がると相対的にガソリン過多になってしまう。
空気密が下がって吸入される空気の質量は減っても流速自体は余り落ちないからだ。

シグナスでは諏訪湖に行ったときに登った標高1.5千メートル前後が最高地だ。
スカイウエイブは富士山だが、いずれもエンジン不調には至らなかった。
勿論空気密度が低いのでパワーはそれなりに落ちていただろう。