Android

Androidスマートフォンをいくつかいじってきた。
LTE対応版はWiFi接続でもブラウザなどが速いなと思った。

スクロールなども無駄に速いというか、ビュンビュン行く。
操作感というか人間の速度を考えるとiPhoneくらいのノロさが丁度良いような気もする。
何でもかんでも速くすれば良いというものでもなくて、操作していて気持ちの良い最適点をAppleは知っているのだ。
どうせスクロール中は文字は読めないのだから解像度を下げてスクロールするとか、拡大縮小もGooglemapのようにまずはその画像をそのまま拡大縮小したあとで、画面が止まった時点で書き直すとかでCPUパワーの節約をしている感じがする。
じゃあiPhoneが良いのかと言われるとこれも微妙で、画面のサイズやブラウザ、通信速度などを考えると安易に良いとは言い切れない。

特に差が出るのが文字入力で、4インチ級の大きさがあるとQWERTY配列でも何とか文字が打てる。
iPhoneと数字の上ではたいした差ではないのだが、この辺りのわずかな違いは重要なのかも知れない。
画面全体の使い方、構成もAndroidの方が良い。
画面にキーを表示させるのは双方同一だが、その状態で表示用エリアが広いのがAndroidなのだ。
iPhoneの場合はソフトキーのエリアとかな漢字変換のエリアに圧迫されて、入力した文字を見られるエリアが非常に小さい。
漢字の国のマーケットを意識した作りではないから仕方ないか。

この冬モデルからスマートフォンにしようかなと思ったのだが、もう少し待とうかな。
富士通のLTE対応版F-05Dの出来をみたら、時期尚早かなと思ってしまったのだ。
もしかしたらその個体が不良品だったのかも知れないが、スクロールは引っかかるしタッチに対する反応は遅いしで良い所がない。
これなら半年前に発売されたMEDIASの方がマシだ。
LTE対応版なのに、ちっともビュンビュン行かない。
外観は悪くないんだけど。

韓国勢はLGもSAMSUNGもまあまあの出来だが、ブラウザなどの振る舞いが少し違う。
LGはたいていの場面で拡大操作ができるが、SAMSUNGはテーブル組のされている一部ページではダブルタップによる拡大を拒否してくる。
但し全体の操作感で行けばSAMSUNGの方が良い。

ドコモではiコンシェルなどの従来型サービスのスマートフォン版を開発していたが、予定に反して冬モデルには間に合わなかった。
LTEでの消費電力低減策もまだ煮詰まっていない。
そう考えるとチャレンジの冬モデルよりは安定化に向けた夏モデルの方がお得かなと思った次第だ。
何しろ2年縛られる(割引が無くなるだけでペナルティは受けないが)のだから不具合満載品を買う事はない。