- 2011年12月24日 12:01
その後も暗電流を測ってみてはいるのだが、55mA前後で落ち着いている。
一体アレは何だったのか。
暗電流が増えてバッテリが上がったと考えていたのだが、そもそも増えていなかった可能性はないのか。
暗電流が55mAだとして、1ヶ月で約40Ahを消費する。
なので1ヶ月程度でバッテリが上がる事はないと考えていた。
但しこれはバッテリがフル充電で能書き通りの容量を有していた場合だ。
5年間使ったバッテリの実容量が半減していたら1ヶ月の放置でバッテリは上がる。
乗らなかった期間が正確にはわからないのだが、1ヶ月以上なのは間違いないが2ヶ月は経っていないと思う。
乗ったと言ったも近所への買い物だけなので充電されるとしてもたいした量ではない。
太陽電池板の様子を見てみたが、以前乗ったときにリアシート後ろに放り投げておいたので陽が当たっているのは1時間程度になっていた。
位置を調整すると4時間くらいは陽を浴びる事になり、300mAh程度の充電は出来る。
今年に入ってスクータに乗り始め、極度に車の使用頻度が減って徐々にバッテリが放電してきたとも考えられる。
夏場は太陽電池板で補充電が出来ていたが、秋以降は毎月赤字続きになる。
そしてやがてバッテリが上がった。
と、考えられない事もない。
新たに入手した太陽電池板は公称出力20Wで、今まで使用してきたものの4倍である。
大きさ的には3倍くらいあるかなぁ、あとは効率の違いだ。
5Wものでも発電量が多すぎるかなと当初は思っていた。
これでも夏場だと150mA〜200mAほどの充電電流が流れるからだ。
だが暗電流が55mAだとすれば一日あたり1.3Ahは消費してしまうので、昼間の数時間でこれを補わなければいけない。
雨や曇りの日もあるから晴天率を5割、車内に置かれた太陽電池板に陽が当たっている時間を4時間とすれば600mA位は充電しなければならない事になる。
20Wの太陽電池板がこれまで使っていたものの4倍の発電量だとして300mA、これの4時間なので1.2Ahで赤字はかなり少なくなる。
今まで使っていたものは車内の別の場所に設置したので、これも多少は役立ってくれるはずで両方に光の当たる時間帯には400mA以上のチャージ電流が流れる。
と言っても太陽光度の低い冬場は陽の当たっている時間自体が少ない。
これで充電されるのかどうか、電圧ロガーを付けてみる事にした。
分解能が50mVしかないので測定値±1LSBの誤差だと分解能が不足気味だが仕方がない。
取り付けた翌日の日中は曇り、その次の日も曇り、本日は晴れたのでデータを取り込んだ。
ロギング開始時の電圧は12.70V、曇りの日はそれでも12.95Vまで上がる。
本日は晴れなので13.20Vまで上がり、更にもう少し上がる感じだ。
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