今週の相場観

月曜は78円台前半からの売りが指示された。
この時点で77円台前半上にあり、78円台は遠く思われた。

しかし金正日氏死去のニュースで市場が動いた。
韓国ウォンは急落し、USDは78円台前半に上がった。
その後は77円台に下がったので小林氏の指示通りの指し値設定をしておけば引っかかった事になる。
但し利食いポイントまで下がる事はなかった。
手動で良いタイミングを見つければ20Pips程度は取れた可能性がある。

火曜日も売りが指示された。
オセアニア時間に少し値が上がって78円台に乗っていた。
指示は78円台前半からになっているのだが、東京時間開始前後は77円台に下がっていた。
よって指し値には届かない。

水曜日も売りが指示されたが指し値までは遠い。
むしろ利確値に近い価格になっている。
年末とあって実需の円買いが盛んなのかも知れず、NY時間にUSDが上がっても東京時間には下げる。
NY指標が良くても余り反応しないと言う事は、悪材料が出ればさっさと下がるのだろう。

木曜日、閑散に売り無しで買いの指示だ。
朝の時点での値は指し値と利確値の丁度中間。
買いは77円台後半の指示だったが、77円に入ることなく東京時間を終えた。
日本は明日は休み、米国もクリスマスという事で市場参加者は少ない模様。

金曜日も買いが指示された。
買値である77円台に居たのは一昨日の話で、昨日は78円台で推移していた。
休日で参加者も少ないであろうに77円台に下がるのだろうか。

昨日から78円前半が壁となってビシッと抑えられている。
大量の指し値売りでもあるのだろうが、そこを突破出来ない。
しかしもし突破すると値が飛ぶかも知れない。
そしてその売りのストップロスを巻き込むと更に大きな動きが期待出来る。
しかしテクニカル的に見れば78.2円、78.4円、78.5円辺りにポイントがありスムーズに突破出来るかどうか。
先週は何とか78円台を維持して終わったが、果たして今週はどうか。
再び押し戻される場面があると上昇トレンドの影は薄くなってくる。