省燃費性能

エネオスのオイルの能書きに省燃費性能という言葉が出てくる。
省燃費性能を2%向上させたのだそうだ。

ところで省燃費性能とはどんな性能なのだろうか。
燃費が良くなると書くと色々と問題があるというか、燃費が良くならないのに良くなると書く事は出来ない。
しかし訳のわからぬ省燃費性能という基準を作ってしまえばどうにでもなる。

説明の中には温度や湿度を一定にした条件下でシャーシダイナモで計測した燃費とある。
ただし燃費が向上したとは一言も書かれていない。
あくまでも省燃費性能が向上したとなっている。
燃費計測をしているから省燃費性能は燃費の事だと思いがちだが、関連性は書かれていない。

政府も「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」という言葉を新たに作った。
どうやらこれ、冷温停止なのかと聞かれて冷温停止ではなく冷温停止状態だみたいな受け答えがあったとか。
冷温停止している事を冷温停止状態というのではなく、冷温停止状態という状態になっているとか何とか。