- 2012年1月13日 12:01
雑記に少し書いたが、ここにある抱きつきエンジンをボアアップ版として復活させてみようかなと思った。
特にそれが欲しいと言う事ではなく、単なる興味で。
ボアアップだと400cc版のシリンダを使って322ccになる。
世の中には鍛造ピストンを純正シリンダ類のセットが売られていて10万円くらいする。
何故鍛造ピストンを作ったのか。
純正ピストンとの組み合わせだと圧縮比がよろしくないのかな。
純正流用でダメだと興味もなくなる。
このボアアップキットのパワー特性を見るとCVTが変速終了したポイントあたりで25馬力ほど出ている。
というか25馬力しか出ていない。
250ccのノーマルは23馬力(現行モデルは26馬力)だ。
これはまあ想像出来る範囲で、ヘッドやカムを変えないのだからピークパワーは余り上がらない。
それにノーマルの400ccだって33馬力(現行モデルは31馬力)しかないわけで、比出力は250cc版より落ちる。
トルクにしてもピーク回転数が若干下がるのは良いとして、250ccが2.5kgmなのに400ccでも3.3kgm(現行モデルは3.4kgm)しかない。
400ccのヘッドにしても吸排気ポートが排気量の割に狭いのではないだろうか。
ピークパワーはともかく、トルクがもう少し増えても良いような気がする。
そもそも気筒あたりの排気量が大きいので無理なのかなぁ。
2気筒のシルバーウイングだと3.8kgmのトルクだし。
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