ガソリン価格

原油は上がっているのにガソリン価格は下がっている。
石油情報センターによれば需要減少による競争激化がガソリン小売価格を下げているという。

原油価格が上昇すると元売り各車は卸売価格を値上げする。
それによって小売価格が上昇する。
ガソリンが上がる度にそう説明されていたのだが、今はそれとは異なるのだろうか。

ガソリン代とは直接関係がないのだが、首都高速道路が空いている。
距離別料金制による実質値上げの影響なのか、それとも分散化した正月休みのためなのか。
これで収益が減少すると次なる値上げの時期が早まる気がする。
改修工事と称した1兆円規模の支出も行おうとしているのに、一体車はどこに行ったのだろう。

大型SUVでランドクルーザってクルマがある。
それに乗っている人間がいるのだが都内を走ると3km/lくらいの燃費だそうだ。
エンジンは4.6リッターのガソリンで車重は3tくらいだそうなので、そんなものか。
車重3tというと8tトラックの空荷状態と同程度かな。
8tトラックのディーゼルエンジン車(空荷率3割程度)で、郊外を含む燃費が4〜5km/l程度だ。

ランドクルーザの燃料タンクは約90リットル、10リットル残した80リットルで240km走れる。
電気自動車より良いんじゃないのと言っておいた。

この手の大食い車が増えるとガソリンも売れるのだろうが、自動車離れとコンパクトカー増加でガソリンスタンドも厳しいのかな。
ガソリンが安くなると中古価格の暴落した大型車が少しは売れるかも知れない。