- 2012年1月20日 12:03
ホンダやヤマハに続いてスズキからも電動原付が発売されている。
レッツ4をベースにしたもので、1.7kW/1.5kgfのモータと約700WhのLi-ionバッテリを組み合わせたもの。
シート下は電池入れとなりヘルメットは入らない。
その代わり充電器か、或いはバッテリをもう一つ積める。
車重はレッツ4より軽量な72kg、航続距離は定地走行で30kmとなっている。
価格は補助金を使っても27万円を超える高額車両だ。
バッテリは取り外し可能なのでスクータ本体は駐輪場において、バッテリだけぶら下げて家や会社で充電も出来る。
EV用の充電施設は結構見かける。
あ、ここにもあるんだみたいな感じで駐車場にマークが書かれている。
そんな場所に電動原付用の充電施設が併設されていたら嬉しい。
急速充電に30分かかったとしても、ちょっと一休みの間に電池満タンなら良いのではないだろうか。
カタログ上の航続距離が30kmだと、実際にはその半分程度かなぁと思ったが使用者のレポートを見るとカタログ値に近い航続距離が得られているようだ。
電動原付だとヤマハのEC-03が思い浮かぶ。
こちらも航続距離は30kmがカタログ値でバッテリは700Wh、モータは1.4kW/0.98kgfとなっている。
後発だけあってスズキの方がモータ出力が大きい。
なお定格出力は原付規格に合わせて両社とも580Wだ。
ガソリン原付が1km走行あたり3〜4円のコストなのに対して、電動原付がカタログ値の半分の航続距離だとしても電気代は1円程度となる。
あとはバッテリがどのくらい持つのか、航続距離ではなく寿命として。
ハイブリッド車やEVと同じく、バッテリ交換コストが嵩むとメリットが見いだせなくなる。
なおバッテリ単価は8.4万円だ。
500回しか充放電が出来ないとコストに響く。
せめて2000回の充放電に耐えてくれれば、原付の寿命を考えれば十分なのだろうが…
http://starling.jp/bike/mini/fuel.htm
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