- 2012年1月27日 11:05
昨年末から障害を起こしまくりなのがドコモだ。
一昨日の障害ではパケット交換機の能力不足と発表された。
しかもその交換機、新型にしたらダメになったと。
新型交換機が上手く動作しなかったのではない。
設計上限を超えたパケット流入によって障害を起こしたのだという。
設備を更新するならばそこに流れ込むデータ量などは余裕を持って見積もるはずだ。
国交省の需要予測じゃないんだから、いい加減な見積もりというわけにはいかない。
そしてその見積もりに安全係数をかけたトラフィック処理能力の機器を使うのが普通だ。
新型交換機は従来型に比較して一台あたりの処理能力が高く、並列動作台数を減らした。
動作台数を減らしても同時接続数は従来以上にはなるが、一方で帯域幅は狭くなった。
ドコモはパケット量の見積もりを誤ったために、従来機よりも帯域の狭くなった新型機は悲鳴を上げた。
しかし年々増大するパケット量に対して、何故甘い見積もりしかできなかったのだろうか。
少なくとも従来機より大きな能力を有するものであれば障害に至らなかったはずだ。
FOMAのみが存在するネットワークであれば誤魔化しがきいたのかも知れないが、低遅延で高速なXiがぶら下がって一気に破綻か。
何とも情けない事態である。
障害の告知の遅れについて、通信経路の障害なので告知の方法がないとした。
しかしこれ、TVCMの代わりにお詫びの画面をはめるだけでも行ける。
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