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燃調(7)


  • Posted by: F&F
  • 2012年2月15日 13:04

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ROMチューンなんて言葉が使われ始めたのはかなり以前だと思う。
日産系の大手メーカというか、レーサのあの方がやっておられた所とかがROMを売っていた。

で、何がどう違うのだろうかと思った。
でも聞いても教えて貰えないというか、あれって日産から流れてきたものをそのまま出していたような。
そこでECUにICEをつないで解析した。
ECUを外部機器を使って机上で動作させ、ICEを接続してプログラムの動きを見る。
CPUがワンチップ8ビットの時代だったのでICEも使えたし、RAMをダンプするのも簡単だった。

MAPがどこを指しているのかを見るものも作った。
256個のLEDをパネルにくっつけて、ROMのバスに線をつないだ。
ROMのデータ変更用のソフトも作った。
ロムライタと接続して変更したデータをそのまま書けるようにした。

写真はスカイウエイブ(CJ43)後期型のECUである。
充填剤がブチルゴムのようなもので、中華バラストのシリコンを剥がすようには行かない。
ブチルゴムだから酸には弱いと思うのだが、硝酸につけ込んだら基板も溶ける。
加熱すると少し柔らかくはなるが、並みの温度ではどうにもならない。

   

Comments:2

waity Author Profile Page 2012年2月15日 14:31

バイクの電子電装ってモールド多いですよね
ヤマハのはCDI,YPVS共樹脂箱にゴム質詰めだったので根気良く毟れば何とかなりましたが
メーカー問わずレギュレータはエポキシみたいな硬質の樹脂(ハイスで削ると工具が磨り減る)で
キャストの筐体壊さず基板見ることが出来ませんでした

CDIはケミコン寿命でバックファイヤ (コンパレータで進角回路があった)
YPVSは不動作 (8049?8051?だったかDIP40pin足半田割れ)
古いバイク持ってる人は大概電装品で苦労していますね・・・

F&F Author Profile Page 2012年2月15日 23:06

レギュレータなどのパワー系は壊れる事がありますが、弱電系のユニットは殆ど壊れないですね。
壊れるのはケミコンの寿命が来た時で、その頃には純正パーツも廃盤になっているのが普通ですね。
トヨタ系のECUはケミコン交換で生き返らせる修理が良く行われているのですが、バイク用でブチルゴム漬けだとそうも行かないし。
ちなみにこのユニットには3つのケミコンが付いていました。

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