- 2012年2月28日 11:04
キャブをよく知らない私にとってFIは(キャブより)解りやすいシステムだ。
その時々の燃料噴射量もインジェクタ開弁時間で知る事が出来る。
ボアアップや圧縮比の変更などでエンジンの特性が変わると燃調も変わる。
Lジェトロなら補正量は少しで良いが、Dジェトロだと適切な値を与えてやらないと本来の性能が発揮出来ない。
二輪車のECUならば机上で動作させる事もさほど難しくはないが、ECUに挿すコネクタを入手しないと面倒だ。
こうすればインジェクタの開弁率も解れば温度補正の状況も解る。
この年代のものはO2センサフィードバックが無いので解りやすい。
と、言うのは簡単だが配線はそれなりに手間がかかる。
でも机上で動かせば燃料噴射量も点火時期も一目瞭然ではある。
写真はずっと昔に作った燃料コントローラだ。
三菱の16BitワンチップCPUを使用し、Dジェトロになっている。
内部には回転数と負荷を軸とする3次元マップが10個プリセットされている。
外部からシリアルコマンドで内部を見る事も出来るし、そのポートにコマンドを送ってグラフィックイコライザ的な手動調整器を付ける事も出来る。
ハードウエア設計資料は残っていたが、ソフト(ソース)が残っているかどうか解らない。
基本的には正圧領域、つまり過給エンジン用の追加インジェクタコントローラなのだが圧力センサのオフセットを変えれば負圧域からでも使えない事はない。
基本的には追加インジェクタを制御するものだ。
- Newer: 民間並みに
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。