- 2012年3月 6日 11:03
400cc版のヘッドを組み立てた。
このヘッドはカーボン付着も少なく、バルブすり合わせをするまでもないかなと思っていた。
実際燃焼室に灯油を入れても漏れてこないし、ポートのカーボンもそう多くは付着していない。
でもここにモノがあればいじりたくなる訳で、既に書いた通りポートも削ってみた。
ヘッドはKMC-500に浸けてカーボンを落とした。
燃焼室などはカーボンを削り落としてしまおうかとも思ったのだが、2時間ほどKMC-500に浸けて落とした。
これは本当に良く落ちる。
KMC-500は全部使ってしまったので、又買っておかなくては。
バルブはサンドペーパでカーボンなどを落とした。
鏡面加工はしていない。
と言うか固いんだよなぁ、バルブは。
電動ドリルに咥えてリュータにサンドペーパを付けたもので傘の部分を磨くが、なかなか手強いのである。
400cc版のバルブは傘の所に文字が入っているので、それを削り落としたかったのだがメゲた。
写真の状態よりはかなり綺麗にしたが、文字が無くなるまでは削っていない。
久しぶりに取り出したバルブスプリングコンプレッサ、タコ棒にバルブコンパウンド…
さすがにヘッドバラしも3機目なので慣れたものだ。
慣れでパワーが出てくれるなら、相当ハイパワーだな。
バルブとシートの当たり具合などはこれまで見たエンジンの中でベストだ。
ポートのカーボンのたまり具合からポート内の粘性気体の流れの想像が出来、ああ、ここを少し削ったら良いのかもなんて思う。
ただ実際に削りはじめるとどんどん広げる方向に行くというか、当たり前なのだがやり過ぎの気配が漂う。
なのでガイドよりバルブ側は削らないぞと心に決めてリュータを握った。
改めて思ったのだが二輪車のエンジンってバルブガイドの突き出しが少ないんだなぁ。
いや、あれか、四輪車用は全体的にデカイだけで突きだし率は似たようなものか。
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