スカイウエイブ(104)

写真は新たに入手したエンジンである。
クランクケース側のみと言う話でシリンダは無いよと言われていたのだが付いていた。

状態は…
ピストンへのカーボン付着は少ないのだが、シリンダには光の加減で縦傷が見える。
ピストン表面はブラシでこすったが、でもその程度。
見た目での状態は悪くないと思う。
抱きつきエンジンを組み直すよりもこちらをベースにした方が楽そうなので、これを使ってみる。

ドライブ系は、ウエイトローラは偏摩耗はしていないが傷というか削れているというか、そんな感じでささくれがある。
プーリ自体は余り減ってはおらず、現在使っているものより状態が良いと思う。
ドライブベルトも再利用が可能だ。
クラッチも余り減っていない。
サンドペーパで整えて脱脂すれば当面使えそうである。

思えば今のエンジンにしても、これで後何万kmかは使えるなと思っていたのだ。
組み方に誤りがなければ普通の耐久性が得られる事になり、ドライブ系などはメンテが必要だがエンジン自体はそうそう劣化するものではない。
だが壊れたのはエンジンではなく私の考えの方だった。
さっさと次なるエンジンを組み立てはじめたのだから。

なのでこのエンジンだってじきに又何かやりたくなる。
ポート研磨したヘッドの様子も確かめてみたい。
とりあえずは積んで動かしてみる、それが良いかも。