スカイウエイブ(105)

ポート研磨に使った道具は電動リュータだ。
ちなみにリュータとは商品名でありPROXXONではロータリツールと呼んでいる。

なおルータは切削工具の一つであり板状のものを切断したり直線の溝を付けたりする時に使われるものだ。
従って回転砥石を使うための工具をルータと呼ぶのは間違っている。

私が使っているものはホビー用の位置づけだと思うのだがプロクソンのもの。
これでもサイズが大きいと思うくらいで、何しろ車と違ってポートが細いので小さな工具が必要になる。
刃は最初は超鋼のものを使い、あとは丸めたサンドペーパ風のものを使った。
超鋼の刃を使うとかなり豪快に削れていくので注意が必要である。

鏡面仕上げをするならば徐々に細かな目のサンドペーパを使うと思うのだが、私は120番くらいのものだけを使った。
サンドペーパでも電動工具を使えば結構削れてくれる。
ただしサンドペーパの方もすぐに減ってしまう。
丸く成型されたサンドペーパは1個100円以上するし、先が円錐状に成型されているものはもっと高い。

人間を守る道具としてはゴーグルとマスクだ。
ゴーグルがないと金属粉が目に入る恐れがあるので、少しの作業でも面倒がらずに装着したい。
マスクは、アルミ粉を吸い込みたくない人は付けよう。
ちなみに私はポートを削っている反対側から掃除機で研磨粉を吸い込みながら作業した。

こうしておけば室内での作業も不可能ではないが、対策を取らずに室内でエンジンを削るとアルミ粉にまみれる事になる。