今週の相場観

月曜は82円後半で始まった。
小林氏は82円台半ばからの買いを指示しているが、オセアニア時間には83円台を付けているし先週の流れからして下がるとも思えない。

ここの所の様子を見ると指し値に引っかかるかどうかと言うあたりで急に弱気になる傾向が見られる。
自分で決めた指し値なのに、そこまで値が動いたら逆に行くのではないかと不安になるのだろう。
というか、そもそも指し値まで値が動かない前提で予想しているのかも知れない。
そうすれば絶対に当たる事はないが、絶対に外れる事もない。
東京時間には早々に83円台を回復して小林氏の指示する利確値を突破した。
その後欧州時間には下落して指し値基準になったが、そのまま上昇する事はなく一時は81円台に入った。

火曜日はギリギリ82円台でオセアニア時間は始まった。
小林氏は82円台中盤からの売りを指示、81円台後半での利食い指示なのだがいつもどおり現在値は利食い価格に近い。
ただし下がらなかったら売るなとの注意書き付。
そもそも指し値基準に達するという事は上がると言う事なので、これは売れの指示なのか売るなの指示なのか。
指し値は遠かったが下げはした。
81円台半ばをボトムに、午後には82円台に戻した。

水曜日は82円台後半で始まった。
FOMC議事録内容を好感してUSDが買われた。
小林氏は82円台半ばからの買いを指示したが、その値に下がった後再び上昇する事はなかった。

木曜日は82円前半での動き。
小林氏は82円台後半からの売りを指示していたが、その時点での値は利確値に近いといういつものパターン。

金曜日は82円台前半で始まった。
昨日NY時間には81円台に押していたが戻した。
小林氏は82円台前半からの買い、中盤での利確を指示している。
市場値は指し値と利確値のほぼ中間だった。
NY時間には指標の悪化を嫌気して急落、81円台前半を付けた。
値頃感から行けば買えるが、テクニカル的にはまだ下を見る必要がある。