- 2012年5月 6日 12:04
NE555での発振回路ではONデューティーを小さくできない事は以前にも書いた。
フライバック方式なのでONデューティーは小さくしたい。
これによってDC-DCコンバータの効率がかなり変わってくるからだ。
しかしNE555を使う限り簡単にはいかない。
出力にインバータを付ければいいのだが、そうるすとリセットの論理が逆になる。
リセット時はFETをOFFにしなければならないからだ。
だったらNANDでも入れれば良いではないかとなるが、今度はドライブ能力が足りない。
FETのゲートは容量性なので高速ドライブを行うにはパワーが必要なのである。
リセットを別の方法、例えばFETをもう一つ入れてスイッチするなどすれば出来る。
私はインチキ方法としてブロッキング発振をさせてみた。
何と言う事はない、DC-DCの発振出力をフィードバックして一発発振したら少しお休みみたいにしたのだ。
これによってDC-DCコンバータの効率は改善された。
しかしブロッキング発進で停止している時間が長いので、クランク角換算360度点火エンジンで1万回転相当までしか出力が保証出来なくなった。
回路はトランジスタとCRで組んだだけなので実車搭載の信頼性はない。
NE555を2個使って、片側で発振させてもう一つをワンショットかPWMモードで動かせば出来る。
トリガ端子は内部のRSフリップフロップのセッ側だから、この辺りをいじっても出来るかな。
ちゃんとやるならPICでも使った方がハードウエアは簡単だ。
FETドライバは必要かも知れないが仕方がない。
ただCPUなどのクロックものはノイズなどでの暴走がちょっと恐いかな。
ウォッチドッグや電源やリセット周りなどをちゃんと作れば良いのだろうけど。
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