- 2012年5月16日 11:03
CEPTOR MOTO-Rに関しては何度か書いている。
ピエゾマイクの検出感度が最高状態から下がらなくなり、今はその配線を切ってしまっている。
センサとしてはイグニションキーONとジャイロによる傾き検出のみだ。
その傾きセンサも不調となった。
10度前後傾けるとアラームが鳴動するのは正常なのだが、誤報が出る。
微振動に反応しているのかというとそうではないようで、もしかしたらセンサの問題ではなく本体がおかしくなっているのかも知れない。
傾きセンサの構造はMXD2125(ディジタル出力低雑音2軸加速度センサ)とPICで出来ている。
たいした消費電流でも無さそうだが間欠動作させている。
このGセンサは温度補償用にヒータが入っているのだが、間欠動作だとヒータが効かないかも。
まあ、ヒータが必要なほど高感度では使っていないと言うことなのか。
誤検出の原因は確かに傾きセンサで、リモコンにもTILTの表示が出る。
配線をチェックしコネクタもチェックしたのだが異常はない。
信頼性の低いセキュリティシステムなど何の役にも立たない。
いよいよゴミになるのか…
ま、ジャンク品と言うことでタダ同然で入手したものなので惜しくはないが、製品としての信頼性の低さは何とも。
結局スズキ純正アラームが手間もなくて一番良い。
シグナスにはこれを付けているが、こちらもジャンク品と言うことで格安入手した。
もう一台同じものの新古品を千円で買ってきたので、傾斜センサがダメならこれにしてしまおうと思う。
その傾斜センサはケミコンを交換したり電源ラインのノイズ対策をしたりはした。
センサのデータシートを見ると、電源ラインには出来るだけ近くにリードレスパッケージのコンデンサを付けろと書かれている。
なのでその通りに改造した。
センサの電源はPICのI/O端子から供給されている。
間欠動作させる為なのだが、ここも多少ノイズっぽかったのでC/Rでフィルタを入れた。
3端子レギュレータの入力、つまり12V側にもC/Rでフィルタが組んであったのだがそこの電解コンデンサは新品に取り替えた。
信号出力は、その端子で直接電球をドライブ出来るほどのパワートランジスタが付いている。
何か別の機器の流用品なのだろうか。
この出力端子にもパスコンは入っていたが、1μFを新たに追加してみた。
この対策のどれが効いたのかは不明ながら今のところ誤報は出ていない。
従来ならば数日内には誤報が出たので直ったと見て良いかもしれない。
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