- 2012年5月28日 12:02
軽自動車と四輪原付の中間に位置するような超小型車構想がある。
125cc程度の排気量で1〜2人の乗車定員を持った四輪車で高齢者などの利用を想定する。
政府は来月にも指針をまとめて公表する。
安全性や制限速度の問題、課税や車両コストなどの問題も多いと思われる。
現状ではガソリンエンジンの方が安価ではあるが、将来性を見越すならばEV限定でも面白いかも知れない。
但しその場合はかなりの補助金を積まないと普及には至らないだろう。
高速道路が走れないのは当然としても、自動車専用道路などの制限が高齢者ドライバーにどれほど認知されるかも不安だ。
平気で逆走してしまうドライバーもいるなか、自動車専用道路のみならず高速道路に入ろうとする人が居てもおかしくはない。
そこでITSの活用も考えられる。
いきなり全てとは行かないまでも、高速道路や自動車専用道路の付近にサインポストを設けるくらいは出来るだろう。
高齢者を対象とするならば、車がアシストすべき問題も又多いはずだ。
こうしたアクティブ安全性の他に、パッシブ安全性の確保も小型車では難しい。
自車の速度が低いから事故が軽微で済むとは言えないのが現状であり、出会い頭の事故や交差点での右折車突っ込み事故などは避けられない。
これに対する一つの提案なのだが、自車と相手車両の車重などを考慮した罰則規定の新設はどうだろうか。
重量のある車は大きなエネルギを持っているので軽い車に衝突すると軽い車(弱い車)が大きな損傷を受ける。
BENZなどは大型車ほど弱く作る(クラッシャブルゾーンを広く取る)設計を行っているが、各国全ての車がそうなっている訳ではない。
特にクラッシャブルゾーンの取りにくい、しかし車重のあるワンボックスやトラックなどはどうしようもない。
罰則の強化で無謀運転や暴走運転が防げる訳ではないが、「あの車に接触したら一発免許取り消しだな」と想えば自ずと注意は図られるだろう。
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