電波状況

スマートフォン全盛となって各事業者ともトラフィック増に頭を痛めている。
トラフィックをさばくにはマイクロセル化しか無く、しかしむやみにマイクロセルを増やすと干渉問題が起きる。

ドコモはSONに似た制御を早くから取り入れて対処しているようだが完璧とは言えない。
ICT総研によるテストは以下にある。
http://www.ictr.co.jp/topics_20120528.html
記事のなかでSBMも900MHz帯を手に入れたので今後に期待出来るとしているが、マイクロセル化を考えると飛びすぎる900MHz帯は制御がしにくい。
ただし総帯域が増えるという点を考えるとトラフィックの面で有利になるし、屋内圏外解消にも役立つだろう。

auは都内近郊でも800MHz帯をメインに使っているのかも知れない。
こちらもトラフィックをさばくには2GHz帯も有効に利用するしか無く、しかし800MHz帯局でマクロセルを作っていると接続性の問題が軽減される。

従来ドコモは高速道路などが弱かったのだが、これはかなり改善されているようだ。
過去にF&Fでもレポートした事がある。

SBMは全体的に数字は低いが、それでも頑張っている方だろう。
ただし以下のようなテスト結果もある。
http://labaq.com/archives/51727912.html

記事中にもあるように圏外ではないのに接続が出来ない状況は無線帯域の混雑が原因だ。
同様の事は私がSBMと契約しているときにも起きた。
ICT総研の結果と開きがあるが、トラフィックは常に変化するものなので致し方ないだろう。
2月にはダメだったが5月には良くなったのかも知れない。