今週の相場観

月曜の東京時間はギリギリ78円台で始まった。
欧州情勢などをみればもっと円が買われても良い。

しかし介入警戒もあって円を買いにくい。
かといって円が売られるかと言えばそうも行かない。
小林氏は78円台中盤からの売りと77円台での利食いを指示していたが、指し値にも利食いポイントにも今の現状では遠い。

火曜日も月曜とほぼ同様から多少上げて始まった。
昨日NY時間には一瞬77円台に入ったが持ち直した。
小林氏は78円台前半からの売りを指示だが、例によってその値に近づくと今度は買いみたいな感じの書き込み。
ただ混乱しているのか、何を言いたいのか全く分からない。
やたら読点が多くて、単語は理解出来るのだが書いてある事が理解出来ない。

NY時間には財務大臣の「昨年9月のG7での合意事項の共有を確認した」発言から円が売られて78円台後半まで上げた。
ただ今週はこの後FRB議長声明などもあるので一方向には動きにくい感じもする。

水曜日は78円台中盤で始まった。
小林氏は78円台後半からの売りを指示したが、東京時間後半にその値を突破して79円台に乗せた。
その後欧州時間には再び78円台に入るのだが、79円に乗せた時点で小林氏は大いに焦った模様で早々に手じまいした。

木曜日はオセアニア時間こそ79円台半ばに近づいたが東京時間では79円台前半に落ちた。
小林氏は79円台前半からの買いを指示、利確は79円台後半だ。
もちろんいつもどおり、指し値には引っかからない。

金曜日は79円台半ばで始まった。
小林氏の指し値まであと少しという感じ。
中値決定時間帯にかけて指し値を突破、利確値に近づいたが小林氏は「買いは中止する」と。
やはり実際に売買が成立してしまうと怖じ気づくようだ。