- 2012年6月20日 12:04
日弁連は法務大臣に死刑執行の停止を要請した。
死刑執行は刑の確定から6か月以内に行わなければならないと刑法で規定されている。
ようするに日弁連は法を守るなと言っているのだ。
本来であれば法は守るべきであり、悪法は改正されるべきだとなるのだが違うのだろうか。
この確定から6ヶ月という規定は、死刑判決を受けながら死刑が執行されない状態は犯罪者に死の恐怖を長く味わわせる事になり、それはむごいからと言う理由から決められたそうだ。
すると日弁連は、犯罪者は犯罪を犯したのだから死の恐怖をもっと味わうべきだとするのか。
日弁連と直接関係ないのかも知れないが、光市殺人事件の弁護士も訳が分からなかった。
ドラえもんを持ち出すなどして事件を茶化して心証を悪化させ、死刑判決に導いたなんて言われる。
表向きは死刑廃止論者のようだが、実際の行動は日弁連と同じくベクトルの方向がずれているように感じる。
おそらくこの弁護士は「精神的成熟度が少なくとも18歳を相当程度下回っていることが証拠上認められるような場合は、死刑判断を回避するに足りる特に酌量すべき事情が存在する」事のためにドラえもんを持ち出させたのかも知れない。
いずれにしても弁護の方向を誤ったために事件の真相も解明されず、死刑も回避出来なくなったのだと思う。
なおこの事件に対して日弁連は会長名で抗議文を出している。
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