今週の相場観

月曜の東京時間は80円台後半で始まった。
先週80円台の乗せ、じわじわと上がってきた感じである。

小林氏の先週は、引っかからないと思って決めた指し値に刺さってさんざんだった。
と、解説しておこう。
それを踏まえてか、月曜は80円台前半からの買いを指示している。
下は固そうだからとご本人の書いているように、その固い部分に指し値を設定している。
だが甘かった。
東京時間開始後に値を下げ始めたUSDは小林氏の指し値に吸い込まれるように動く。
と、小林氏は早々にや〜めた宣言。

火曜日は79円台半ばで始まった。
月曜の欧州時間からNY時間にかけてUSDは下がり続け、ボトムは79.4円台だった。
そこから少し戻しては来たが値動きは小さい。
小林氏は79円台後半からの売りを指示している。
増税法案可決で円は買われた。
増税では景気悪化で通貨は安い方向に行くのだが、法案可決は財政健全化を見越したのかも知れない。

水曜日も79円台半ばで始まった。
小林氏は79円台前半からの買いを指示、あと0.8銭と指し値まで迫った所で例によってキャンセル指示。
但しこの時に買っておけば夕方からの上昇で利が乗った。

木曜日は79円台後半から始まった。
小林氏は79円台半ばからの買いを指示している。
米指標を好感して値が上がったのだが、欧州問題と首脳会議の行方を見定めようとの様子見ムードもある。
だが東京時間には言ってUSDは値を下げ、難なく指し値をクリアして更に下げた。
小林氏はこのままストップかもと弱気を見せ、そしてその通りストップとなった。

金曜日は79円台前半で始まった。
小林氏は79円台中盤からの売りを指示している。
ここの所指し値に近づいたり指し値を突破するという不運？に見舞われている小林氏、今日は指し値に届きそうにはない。