- 2012年7月16日 12:01
ソフトバンクショップ店長がソフトバンク契約者の情報を売っていた事件があった。
過去にはドコモショップでもメールアドレスを売るなどの事件があり、現在はショップ店員が閲覧出来る情報がかなり制限されている。
ソフトバンクの場合は契約者情報のほぼ全て、割賦購入の場合にはそれに必要な勤務席や勤続年数等々に至るまでが閲覧可能だったという。
そしてこれらの情報は全て売り払われていった。
情報を売ったOCモバイルはドコモやauのケータイも扱っていたが、情報閲覧制限が少なく管理の甘いSBMの情報を売りさばいたと推定される。
ただしドコモやauの加入者の情報が絶対に漏洩していないとは言えないため、今後捜査は進められる事だろう。
探偵者業界では(OCモバイル事件とは別に)携帯電話加入者情報が売買されているという。
勿論この中にはauやドコモ契約者情報もある事から、警察では情報漏洩ルートの実体解明を進めている。
ソフトバンクついでに、九州の大雨による影響はSBMにもあったようだ。
少なくとも先週の時点でドコモとauが障害報告を開始した頃、メディアに対してSBMは「当社で障害が起きているとは確認されていない」としていた。
そういえば災害対策にも力を入れるとか、孫さんが言っていたなぁと思っていた。
自慢の気球でも上げたのかなぁ、でも雨と風には弱そうだけど。
でも実際には障害が起きていて、単にそれが分からなかっただけだったのだ。
通常の基地局ではインタフェースラインや、それが死んでしまったときのために公衆回線などを使って状況が分かるようになっている。
ただそれにも設備費用や維持費用はかかるし、そもそも基地局ベンダを価格重視で変更したためにSBMの基地局ネットワークは仕様がバラバラになってしまった。
そんな事もあってリモートメンテ等々が極めて行いにくくなり、障害が把握出来ない。
SBM的には障害があればTwitterが騒がしくなるだろうくらいなのかも知れない。
しかし大規模障害では、そもそも通信路がダメなのだから障害報告が出来ない。
障害報告が来ないから「正常動作だね、ウチは」と発表する。
実際には混雑していてもVICSセンサがないために渋滞表示のでない道路みたいなものだ。
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。