スカイウエイブ(161)

ヘルメットのシールドを交換して快適である。
シールドの外側はハードコートされているので傷も付きにくいが、内側はちょっとした事でも傷が付くので注意しなければ。

交換前のシールドの傷がいつ付いたのかは定かではないが、ヘルメットの中に何かを突っ込んだときに、だろうなぁ。
交換して不要になったシールドをいじめてみた。
まずは加熱テスト。
ガスコンロであぶってみるが、柔らかくなる訳でもなければ燃えもしない。
更にあぶると表面が溶けるように変質したが、それでもガスが発生する訳でもなければ火が付く事もなかった。
表面温度が180℃程度になると透明度が失われて回復不能なダメージを受けるが、それでも発火や発煙やガスの発生はない。
この時の裏面の温度は約150℃だった。
温めると柔らかくなるのかと、その状態で力を加えてみたが強度に変化はないようだ。

温度が冷えて触れるようになったところで、今度は曲げたり踏んだりしてみる。
全体重を掛けて踏みつけると、元の形状に戻らない程度に変形させる事が出来た。
勿論その状態に至までにヒビが入ったりする事はなかった。

また曲がった状態を元に戻しても割れたりはしない。
たぶん何回もこれを繰り返してストレスを加えれば折れるのかも知れないが、疲れるのでやめた。

レッツ5に乗り始めたときに買った安物ヘルメットは早々にシールド下部にヒビが入った。
これはレッツ5のメットインスペースが狭くて、そこに半ば無理矢理敵に突っ込んでいたためだ。
なのでシールドとは普通のポリカーボネートか何かで、ものすごく強度が高いなんてものではないと思っていた。
しかしSHOEIのシールドは違った。
というか、違うのは安物ヘルメットの方で普通は丈夫なものなのだろうな、シールドだし。