- 2012年7月24日 11:01
オート三輪は展示してあるものではない。
奥多摩湖、すなわち小河内ダムが出来てダム湖に沈んだ村の人が放置していったものなのだとか。
小河内ダムの着工は1938年、完成が1957年と言う事なので、車自体が活躍していたのは60年以上も前になる。
ダム建設に反対する日本共産党はダム破壊工作活動などを行ったとされる。
当時の村長は「千數百年の歴史の地先祖累代の郷土、一朝にして湖底に影も見ざるに至る。實に斷腸の思ひがある。けれども此の斷腸の思ひも、既に、東京市發展のため其の犠牲となることに覺悟したのである」と残している。
小河内ダムは発電用にも使用出来、19MWの電力を得る事が出来る。
これで「京」がギリギリ動かせるはずだ。
オート三輪はダイハツのSDB7型らしい。
エンジンはプッシュロッド単気筒の794ccで、22馬力と5.2kgmのトルクを発生し最高速度60km/hで走れた。
オート三輪は製造コストが節約出来て、日本の狭い道路でも小回りが利いたと言われる。
四輪車よりもハンドル切れ角を大きくできたのだろうか。
前輪が1本なのでブレーキ性能に不安はあるが、当時の速度からすれば問題なかったのかも。
コーナリング性能も同じくでトラックは求める性能が違うから良いとして、3輪のセダン?もあったとか。
続く…
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