エリア

SBMのエリアマップを見てみると、900MHz帯のエリアの殆どは2GHz帯のエリア内に作られている事が分かる。
孫さんによれば900MHz帯は2GHz帯の3倍のエリアをカバー出来るらしい。

しかしエリアマップは孫さんの言う事は嘘だよと主張している。
3倍も届くなら現状のエリアがより郊外方向に向かって広がるはずだからだ。

ちょっと笑ったのがエリアマップの最初のページにある地図だ。
へ〜　ずいぶんエリアが広がるんだなと思ったら下の方に小さく「エリアはイメージです　ESRI Japan」と書かれている。
イメージでエリアマップを作っちゃうのも凄いなと思う。
エリアマップには900MHzエリアはイメージだと書かれているので、2GHzは本物かと思い込みやすいが違う。

そのイメージによる900MHz帯のエリアにしても2GHz帯のエリアからはみ出す部分はかなり少ない。
やはり地方切り捨てに代わりはないというか、地上高の高いアンテナを立てる気はないのだろう。
同ページには「プラチナバンドは、2012年7月25日より順次エリアを拡大していき、2016年度中には、人口カバー率99.9%を予定しています。」と書かれている。
900MHz帯で99.9%のエリアをカバーするように感じるかも知れないが、2GHz帯と合わせての意味だろう。

つながる場所が一気に増えるとも言っているが、その位つながらない場所が多いんだろうなぁ、今は。
一気には増えはしないよとITmediaは書いている。
「2012年度中に約1万6000局、2016年度中に約4万1000局まで増設する計画なので、電波状態の改善にはそれなりに時間がかかる見込み。」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1207/26/news123.html

孫さんは900MHz帯の整備によって2GHz帯はスカスカになるとも言っている。
何故こんな分かりやすい嘘をつくのかが謎だ。
投資家対策が厳しい状態なのだろうか。

TVニュースの抱き込み作戦も行っている。
東京電力無き今、SBMはビッグスポンサー様々なのだ。
そのSBMがプラチナバンドの提灯ニュースを頼むぜと言うのだから、いかにも的ドラマ風仕立てのインタビューにエキストラを仕込むしかない。

http://www.j-cast.com/kaisha/2012/07/29141031.html

都内では改善の報告も。
http://akibaryu.seesaa.net/article/283092085.html