- 2012年9月 2日 13:03
火事だ。
JP配達員さんが「あれは火事ですよね?」と聞く。
どこからどう見ても火事なのだが、気が動転しているようだ。
119番通報しているようなので私は110番通報した。
最初は1F東側の窓を破って火が出ている程度だったのだが、あっという間に2Fにまで火が回った。
現場からの距離は50m以上あるのだが、火の勢いがすごくて顔が熱い。
消防車もパトカーも来ないまま5分ほどが経過、火は屋根を突き破った。
防火材などは使われていないのか、2×4で柱が少ないのか2Fの床はあっという間に抜け落ちて外壁も燃えてしまった。
さほど小さな家ではなく、建坪50坪とかそれ以上な感じのサイディング壁の住宅だ。
サイディングって石膏とかモルタル的なもので出来ていると思っていたのだが、ほとんどの部分が燃えた。
炎の向こうの西側に位置する風呂場のタイルが燃え残っているのが見える。
目視で5m前後離れている隣家に燃え移った。
瓦屋根のこぢんまりした住宅の2Fが燃えている。
火元の家よりも燃え方が遅い。
2Fの窓からは大きな炎が吹きだしているが、モルタル外壁や屋根には燃え移っていない。
火元の家のすぐ隣、目視で3m離れているかどうかという家は燃えていない。
山を切り開いて細い道で結んだ住宅地故、防火建物でないと建てられないのかもしれない。
だとすると、その基準が出来て以降の家は耐火壁なのかも知れないしモルタル壁そのものの耐火性が利いているのかも。
程なくしてミニパトと白バイ2台がやってきた。
入り組んだ、しかも細い道と密集した住宅の様子を報告している。
火元の家の前の道路は4mほどあると思うのだが、その先が行き止まりなので消防車が入ってこない。
消防車のサイレンが聞こえてくるのだが消火が始まらない。
道が細くて山の上まで上がってこられないようで、リアカーのようなものにホースリールを乗せたものをいくつも連結してやっと放水が開始された。
だが水圧が弱くてほとんど役に立っていない。
出火から10分か15分しかたっていないのに火元の家はほぼ全焼、屋根が崩れて太陽熱温水器が落ちる。
消防は、そちらは消さずに燃え移った家に放水しているがいっこうに火の勢いは衰えない。
消防のホースが3本になったが水圧が弱い。
燃え移った家の炎は南側の窓からだけではなく、北側にも吹き出し始めた。
こんな調子では他の家にまで燃え移ってしまう。
と、私のいる側に消防車が上がってきた。
何せ道が狭いので邪魔になってしまう可能性があり、その場から退散した。
消防のヘリが上空を飛び、下の道路には沢山の消防車が集結している。
後にストリートビューで火元の家を確認、道路に面したところに車庫があってその上に家が建っている(斜面を切り崩した構造だから)感じだった。
車庫と家の隙間にも窓があるところを見ると、後からそこを掘って部屋か倉庫にしたのかも知れない。
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