- 2012年9月11日 12:01
先月の話だが米経済に関してCBOが、減税をやめると景気は後退するとした。
日本では全くその逆で、財務省は円高だけが不景気の原因であり増税は関係ないと言っている。
米議会予算局(CBO)は「来年から現行法の規定通りに減税停止や強制予算削減をした場合、財政赤字は大幅に減るものの経済は景気後退入りし失業率は9%台に上昇する」とした。
財政赤字については1兆1280億ドルで4年連続で1兆ドルを超えるとの見通しを明らかにした。
1兆ドルって100兆円にも満たない訳で、日本の借金の1/10以下ではないか。
FRBは日銀の何倍もの"良い"仕事をしていると言われる。
FRB議長の給料なんて日銀総裁よりずっと少ないのに。
消費税増税が目前に迫ると駆け込み需要で経済が上向く。
経済が上向いた事を理由に増税してしまおうというのが財務省の考えだ。
ところが最近では駆け込みでものは買わない方が良いと言われ始めた。
増税に耐えられるほど強くはない日本の経済状況では、増税によってデフレが進んでからの方がものが安く買えるというのである。
家電や車を見ても政府補助が無くなるとメーカがそれを負担するような動きだし、なので消費税アップ後に価格が下がるという論もアリかも。
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