iPhone5

iPhone5が予定通り発表された。
しばらくは話題を振りまいてくれるだろうが、私として思った事は以下の通りだ。

大きくなったが軽くなった。
体積は約55ccで質量は112gと常識的、iPhone4がサイズの割に重すぎたのだ。
ちなみにN-07Dは68ccで119gである。
iPhoneの厚みは7.6mmでN-07Dより200μm薄い。

iPhone4Sは仕様上は9.3mmで実測だと9.6mm〜9.8mmだった。
「薄すぎると使いにくい」と言っていたiPhone4使いな人々は、より薄くなったiPhone5をどう評価するのか。

LTE対応は予想通り、ただし850MHz(au)/900MHz(SBM)には非対応、ドコモの850MHz帯なら使えるかも。
NFCに関してアナウンスされていないところを見ると対応見送りか。
時代の流れとしては実装されてくると期待していたのだが、辛辣派？の言う「iPhoneはAndroidの周回遅れ」。

iPhone4のマイナーチェンジ版とされたiPhone4Sの時と同じように、事前リークも多かったためか新鮮味に掛ける感じ。
iPhoneで実現された機能、新しさみたいなものはもう求められないのかも知れない。
機能にしても性能にしてもモデルサイクルの早いAndroid勢には太刀打ちできないのだから。

機能はともかく、簡単に誰にでも安定して使えるスマートフォンとして正常進化して欲しいと思う。

iPhoneも同様なのだが、スマートフォンなどの価格はいわゆる二重価格になっている。
SBMが始めたこの方式を各社ともに真似をした。
海外で買うSIMフリースマートフォンで5〜6万円くらい、より大型液晶のSONYタブレットは４〜5万円、仕様は少々異なるのだが先日発売開始されたSIMフリーのMEDIAS NEC-102は29,800円だ。
事業者から買おうとすると8万円〜10万円、そこからなんだかんだと値引きや割引をして実質いくらとなる。

ちなみにNEC-102だって小売価格なのだから販売店や流通の儲けは含まれている。
SIMフリーなのだから契約によるインセンティブが乗るわけではない。