- 2012年10月 8日 12:01
ハイブリッド車と言えばプリウスな訳だが、生産台数で今月はアクアが上回る。
トヨタ的には多少でも売上高に貢献するプリウスを売りたいようだが、コンパクト低燃費なアクアに人気はシフトなのか。
熱狂的プリウス乗りに言わせると「アクアはカタログ燃費は良いが実燃費はプリウスと変わらない」となる。
プリウスだって実走行燃費はカタログ燃費に及ばないではないかというと「それは乗り方が悪いだけ」と言うのに。
EVをはじめとする、他の低燃費車も否定したくなる気持ちは分からないでもない。
米国ではEVやハイブリッド車はニッチな市場を抜け出せないと言われている。
その点日本はハイブリッドブームなのだからメーカとしては喜ぶべきだろう。
熱狂的と言えばiPhone持ちも同じような傾向がある。
そのiPhoneと言えば神尾氏なのだが、iPhone5に関しては発表当時は今ひとつ盛り上がりが欠けていた風だ。
本人は「そんな事はない、むしろいつもより興奮している」というのだが…
神尾氏は新型BMW320を買うらしい。
335のアクティブハイブリッドの方がそれっぽい気がするが、ファミリーカーとしては高すぎるというのが氏の判断だ。
BMWのアクティブハイブリッドは年々改良されて、最新版ではモータとエンジンをクラッチで切り離してモータのみでの走行を可能にしたはず。
ただしLi-ion電池容量がたいして大きくはないのでEVモードでの走行距離は数km、EVモードでの最高速度は75km/hにとどまる。
最大出力は250kW(340馬力)で、燃費重視と言うよりはスポーツ指向である。
高効率を追求するにしても、基本的動力性能をおろそかにするのは駄目だというのが同社の考え方なのだろう。
プリウスPHVは米国でも売られているが、その販売台数はシボレー・ボルトに遠く及ばない。
プリウスPHVがEVモードで20kmほどしか走行できないのに対してボルトは60kmも走行できる。
ハイブリッドベースでちょっとだけ電池容量を増やしたプリウスと、EVに発電機をくっつけたボルトのコンセプトの違いだ。
ボルト購買者が、ボルト購入前にどんな車に乗っていたのかという調査ではプリウスがトップだったそうだ。
プリウスでハイブリッドを体験し、そしてよりバッテリ容量の大きなボルトに乗り換えるという図式だ。
乗り換えた人は、ボルトの燃費の良さとドライバビリティに満足しているという。
それでもボルトは「売れない車」だそうで、じゃあプリウスPHVはどうなるのか。
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