- 2012年10月26日 12:02
ソフトバンクはEMに続いてスプリントも手に入れる。
確か孫さんは言っていたよなぁ、もう大型買収はしないと。
なんて言うと、お前は孫さんの言う事を信じていたのかなんて言われそうだ。
買収発表でソフトバンク株は値を下げた。
さすがに2兆円以上(純有利子負債は0.8兆円)の負債を抱えるソフトバンクが、更に1.5兆円を突っ込むというのだから危機感もあるだろう。
その後資金調達のめどが付いたとの報道で値を戻した。
日経などでも批判的な記事が目立った。
一つはEM買収に関するもので、他事業者のネットワークと歩調を合わせるには時間が必要で、これまでSBMがやってきたような宣伝先行型にならざるを得ないとする。
また、確かに基地局数は増えるがどちらもエリアがダブっているわけでキャパの増強にはなるがエリア拡大にはならない。
900MHz帯の既存利用者に対する追い出し行為も問題視された。
総務省の決めた日程を前倒しして「さっさと出て行け」とやったのだ。
これに対して既存の利用者から反発が出た。
SBMは後に謝罪文を送ったそうだが、何でも力任せにやろうとするソフトバンクには従わないというメーカもある。
こうした国内での限界感を感じ、収益が上がっている風を装うためにもスケールが必要だったのではないのか。
一時期中国中国中国と叫んでいたように、今度は米国米国米国と唾を飛ばすのかも知れない。
あのとき世間の目は冷たかったが、本当に安い買い物をした、買って良かったと今ココロから思っている。
なんて演説が再度聴けるかも。
国内市場に陰りが見えてきていると分析する向きもある。
確かにここまで契約数が増えれば飽和状態だと言えるし、これは何もSBMに限った話ではない。
さらにMNPで負け続けるとなればドコモを馬鹿にする余裕も影を潜める。
自力でSBMを巨大化させるには限界があり、ならば他社を買って何とかしようとするのは当然と言えば当然だ。
これはヤフージャパンにも言えることで、自力で出来なければ他を買う、買い尽くす。
米国ではまだまだ需要があると思われる写真立てやみまもり系で契約者数は相当な上乗せが出来るだろう。
日本でやったその路線が米国で通用するとすれば、未来は明るい。
ただ、日本人(米国では中国人としていたようだが)は言う事はデカいがやることはショボいなと言われないようにして貰いたい。
インチキ中国と同じじゃないかと、イメージが低下するのは何とも。
国内各社のダンピング商法をそのまま持って行くのかも知れない。
日本国内で集金したカネで米国のサービスを安価誘導する。
SBMユーザは新規加入者優遇のために加えて米国ユーザのためにも金を払わなければならなくなる。
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