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通信制御(2)


  • Posted by: F&F
  • 2012年11月 2日 13:04

AppNetBlockerでいくつかのアプリを処理してみた。
あくまでも実験的にやってみただけであり、通信が必要あるいは通信抑制が不要なアプリはオリジナルに戻した。

実はバックグラウンド通信の抑制を行うとアプリによっては広告表示が遅くなる、つまりアプリを起動して少ししないと広告が出ないものもある。
その時は広告が出ないだけで広告のスペースは表示されている。
(オーバラップして広告が出るものに関してはまったく何も出なくなる)

AppNetBlockerで通信を抑制しても同じように広告は出なくなる。
ただし無料アプリの場合はむやみに広告を抑制するのは避けるべきだ。
クリエイターは広告料で食っているわけで、そのアプリを使用する以上はクリエイターに敬意を表さなければならないからだ。
広告のための通信はバッテリの負荷、確かにそれは言える。
しかしむやみにこのアプリで加工する事が得策ばかりとも言い切れない。

それは署名にある。
このアプリで加工すると、加工後の署名が全て加工アプリのものになる。
するとアプリ同士での通信が可能になり、たとえば電話帳アプリとLEDライトアプリをAppNetBlockerで加工してしまうと、本来は電話帳にはアクセスしなかったLEDアプリも電話帳アプリから情報を取得する事が可能になる。
もちろん通信が抑制されているので直接的な情報送信は出来ないが、そこから他のアプリやブラウザを起動させて情報を送らせる事は可能だ。
あくまでもAppNetBlockeや類似の加工を施した、施される事を想定したアプリ作りが必要なので実際の危険性は少ないが理屈の上では可能と言う事で。
この理屈で行くと署名が同じ2本のアプリ、1本は個人情報は読み取るが通信はしない、もう一本は通信だけを行うアプリも連携できる事になる。

基本はセキュリティの心配のあるアプリはインストールしない事、これに尽きる。
様々な事情や興味で野良アプリを試してみるときなど基本的にはネットワーク通信を切って最初は起動させると思うが、不安率5割みたいなアプリの場合はAppNetBlockerを使うのが良いのかも知れない。

   

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