GoogleLatitude

Google LatitudeはGoogle mapの機能の一つとして実装されている。
当初これは電池を食いそうだったのでDisableにしていた。

しかし、それでもGoogleMapはバックグラウンドで何かの通信をしている。
Androidの動きは今ひとつよく分からないが、LatitudeをONにしてどうなるかを試してみた。

測位などの詳細は不明なのだが、GPSを積極的には使わないらしい的な事を書いている記事もあった。
GPS非使用での測位では位置精度が悪く、その為にGPSを定期起動させるサードパーティアプリもある。
私の場合はドコモのオートGPSを使っているので移動中であれば5分に1回は測位しており、たぶんこのデータが使われるのではないかと思った。

Latitudeを設定して軌跡を見てみると、位置情報の送信インターバルは毎分1回くらいではないかと思われる。
60km/hで走っていると毎分1km移動するわけで、地図を見るとまあそんな感じかなと思った。
もしLatitudeが積極的にGPS情報を使わないとすれば(オートGPSの測位インターバルが5分ごとなので)5回は位置情報が更新されない事になるが、そうはなっていなかった。
位置もそこそこ正確だったのでGPSを使っていると思われ、都度測位しているのではないか。

だが後日、ずっと位置情報提供をONにしたまま走り回ってみると、通知インターバルが相当開く事が分かった。
1時間毎とは言わないが、これって通知数に制限があって勝手に間引かれるとか？
こうなると道路はトレースせず、点を直線で結んだようになるので全然面白くない。
間引かれるのかな？と思ったのは、バッテリ消費は(通知ポイントが荒くても)それなりだったからだ。

Googlemap実行中かつ端末がアクティブになっている状態に限って位置情報は頻繁に伝送される。
ナビなどとして使っている場合ならば道路をトレースするような軌跡になるが、そうでないとかなり荒い。

N-07Dをテーブルなどに置いておくとオートGPS測位は行われなくなる。
そのままGPS測位データの寿命が切れるとLatitudeは基地局によるロケーションに切り替わり、測位精度が大きく劣化する。