パケット代

ドコモのXi向けデータ定額料が今月分から下がっているはずだ。
3GBまでのプランで月額3,980円で利用できる。

これは以前に計算した額とほぼ同一なのでドコモが損というわけではない。
http://www.fnf.jp/blog/2012/10/fnfblog6805.html
これまで割高だったものが適正価格に戻っただけなのだ。
もっともベースが分からないので現状の価格が適正かどうかは不明だ。

この3,980円は旧パケホーダイとほぼ同一の価格となる。
従来型ケータイでもパケットを使う人は数百万パケットを消費した。
500万パケットだとすると640メガバイトなので、データ量からすればお得感はあるか。

だったら1GBまでの2,980円プランも作り、らくらくパケホーダイの上限を1GBにするとからくらくパケホーダイは1,980円に下げるなどしても良さそうだ。
が、パケット上限の制限はドコモのサービスの加入者減少につながるのだとか。
そうでなくてもスマートフォンのバッテリ減少防止のためにiコンシェルやiチャネルの利用率が下がっているという。

ただ実際バッテリ消費量を見るとGoogleのサービスよりはよほどマシだ。
通信データ量もかなり抑制されている。

MNPでドコモが大負けしているが当然だ。
Xiによる実質値上げ、Xiエリアの駄目さ加減、余計なものを詰め込んで電池が保たないAndroid、良い所がない。
スマートフォン普及期になれば、機能はともかくとして誰にでも簡単に使えるものも必要だ。
これはiPhoneになるが、ドコモは持っていない。
余計なものを排除して通信を抑制したモデルでも出せれば多少はマシだろうが、ドコモ自身が宣伝まがいウィジェットを貼り付けているような状況では駄目なのだ。
とてもではないが現状のAndroidスマートフォンは初心者には持たせられない。
下手すれば半日でバッテリ切れになってしまう。
操作にしてもセキュリティにしても、知った人が触るべく設計されたものだと思うからだ。

ドコモは機種変更時にも手数料を取るようになる。
機種変更しないでどこか他の事業者に行ってしまえと、きっとドコモは言っているのだろう。