4コア

AndroidスマートフォンのCPUは4コアあたりで落ち着くのだろうか。
GALAXY S4は8コアのプロセッサを乗せたモデルもあるそうだが、これはメインの4コアに加えて省電力の4コアを増設したものだ。

確かにマルチコアにすれば処理能力の向上は見込めるが、消費電力を考えた場合は不利になってくる。
それは処理能力自体がコア数に比例して大きくなるわけではないからだ。
マルチコアかはシングルコアでのクロック限界を避けるようにという意味合いだと思う。

4コアの2GHz以下で処理が間に合うとすれば、次に来るのは省電力だろう。
省電力コアを乗せる手もあるし、メインプロセッサのリーク電流を下げていく手もある。
どちらが特なのかは難しい所で、それは省電力コアのみでまかなえる範囲が少ないからだ。

スタンバイ状態においても、ログを取ってみるとCPUがフルクロックで動作する場合がある。
確かに時間的に長いものではないのだが、(N-07Dの最低クロック周波数である)384MHzに固定されていると言う事ではない。
バックグラウンドで動くアプリがいけないのだと言ってしまえばその通りだが、それがある限り省電力コアの使い道は限られる。
で、GALAXYでは省電力コアを4つ搭載してみたという荒技なのか。