Gmail(10)

Gmailアプリが個人的には余り使いやすいとは思えないので、久々にK-9をインストールした。
スマートフォン使用開始当時はK-9を使っていたのだが、その後Communicaseに移行した。

重いのは事実ではあるがUIなどはCommunicaseの方が良くできているというか分かりやすい。
ただし何度か書いているようにCommunicaseはKiip-Aliveパケットを流さないようなので即時受信が切れる場合がある。
本来であればIMAP IDLEにKeep-Aliveは必要ない。
だってIMAP IDLEなのだから。
WiFi接続時などはKeep-Aliveパケット無しのCommunicaseでもメールは即時受信する。
しかし移動体通信ネットワーク接続時などでは必ずしもそうは行かなくなる。

GmailアプリというかGoogle同期は15分ごとにKeep-Aliveパケットを流しているようだ。
なので多少の遅延が発生する場合もあるのだが、比較的安定にメールを即時受信する。

K-9は(自分で確認したわけではないが)5分ごとにKeep-Aliveパケットを流しているようだ。
これが無駄なのか必須なのかはネットワーク系の安定度によるので何とも言えないのだが、K-9開発チームがこれを選択しているのだから明確な理由がそこにはあるのだろう。
簡単な実験をしてみる。
NATタイマの生存時間を短く設定してチェックしたのだが、K-9のKiip-Alive5分説がちょっと揺らいだ。

重い腰を上げてパケットをモニタしてみる。
少なくともWiFi接続時にK-9はKeep-Aliveパケットを流していない。
リフレッシュ間隔を24分にすれば24分ごとに、12分にすれば12分ごとにリンクを張り直す。
24分に設定しておくと移動体通信ネットワーク上ではリンクが途切れる事があった。
12分であればおおむね即時受信出来る。
移動体通信ネットワークとWiFiを切り替えた際にも正しく受信したので、IPアドレス変化か何かを見ているのかも知れない。
この辺りをもう少し見てみよう。