Gmail(14)

消費電力的に見るとK-9よりもGmailアプリの方が有利だ。
GmailアプリはGoogle同期を使い、15分ごとにKeep-Aliveの小さなパケットを流す。

K-9で安定的な動作を望むのであれば12分ごとのIMAP IDLEリフレッシュが推奨され、このリフレッシュ時にはKeep-Aliveよりもずっと多くのデータが流れる。
パケット量から行くと24分ごとのリフレッシュサイクルを指定したとしてもGmailアプリの方が送受信量が少ない。
ただ使い勝手だとか絵文字を使いたいとなるとK-9以外にはなくなる。
機能のK-9,消費電力のGmailアプリというわけだ。

K-9とGmailアプリを同時に動かしていたが、着信はほぼ同時かGmailアプリが少し速かった。
ただしGmailアプリは着信通知が分単位で遅れる場合があった。
これは以前にレポートしたとおりで、接続状態にかかわらず起きる。
気になるのは日本時間の夕方から夜中にかけてで、しかしK-9では起きない。
おそらくGoogle同期の通知サーバが混んでいるとか、そんな事ではないかと思う。

F&F情報メールなど即時性の重要なメールをspモードメールから移行する事を考えると遅延は嫌だ。
もっともspモードメールもLTE環境下ではGmailよりも遅いわけで、これも又困ったものである。

メーラとして有名どころだとMailDroidもある。
これはフォルダ分けや自動振り分けが可能なもので人気が高い。
無料版はウルトラ邪魔な広告が入るが嫌なら有料版を買えばいいが高額だ。
せっかくワイヤシャークでモニタ出来る環境にしたのでMailDroidに関しても調べてみる。