MNP(11)

前回話が途中になっていた、譲受したiPhoneの残債の件である。
譲受者はソフトバンクショップ直営店に2度出向いているが、そこではいずれも残債無しと言われている。

書類上も残債無しだ。
しかし157に電話をしてみると残債があるという。
157の言い分では、譲渡の翌日にMNPしているので処理が間に合わなかったのではないかと。
しかしそんな事は利用者には関係がないというか、万一間違えがあったならば連絡があってしかるべきだ。

譲受者は、このいい加減さに腹が立ったという。
157の責任者にそれを伝えると、既に契約がないので利用料から相殺するなどの事は出来ないと言われる。
ただしMNP転出手数料や契約解除料金を相殺する事は不可能ではないらしい。

その後当該ソフトバンクショップから電話があったそうだ。
残債ありの書類を発行しますと言われたそうで、書類差し替えだけで済ませるのか！と譲受者は怒る。
残債は約1.5万円だそうで、MNP転出料金と契約解除料金の合計は12,075円だ。
なのでここまでは差し引く事が可能だと157で聞いているのに、丸々金を取ろうという言い分が気に入らなかったわけだ。

と言っても譲受者も鬼ではない(私なら鬼になるかもね)、契約解除料の9,975円を免除してくれればいいと言う事で話を付けたそうだ。
譲受者にしてみれば、そもそも支払う金額だったのだから支払う事自体は何でもない。
ただ、何度も足を運んだ上で残債無しと言われ、しかし実際には残債があったと言う事とその後の対応がいい加減すぎるという。
こうして、名義変更とMNP手続きは正規の料金よりも9,975円安く済んだ話になる。
まあ、その分何度もショップに行くなど手間はかかったようだが。

実はこの残債金額も名義変更時とMNP時で異なっている。
締め日は挟んでいないので変わるわけはないのだが、実際の書類上では変わっている。
大丈夫なのか？ソフトバンクは。

この方はiPhoneを実質無料で手に入れたと思っていたそうだが、実際には違っていた。
毎月数百円の負担が発生していたというのが真相のようだ。