- 2013年6月23日 13:05
ジン君に関して、様々なコメントやお言葉を頂いた。
猫の悪性腫瘍(リンパ腫など)は抗がん剤も余り効かず、1年後生存率は2割以下だそうだ。
しかし、だから放っておいて良いという話でもないような気がする。
放置したというのとは違うのだが、私自身が積極的治療をしなかったから余計にそう思う。
もしも積極的治療をしていたとすると、逆に私の見える所で息を引き取ってくれたらと考えたのかも知れない。
知人の猫が心臓病だと診断された時、栄養点滴や注射などでしばらく入院していた。
幸いにして回復したのだが、全身麻酔でCTを撮る必要があると言われていた。
しかしその時点では麻酔に耐えられない可能性も指摘された。
動物用のCTを持っている所は多くはないのだが、検査専門の場所があるのだとか。
そこに連れて行ってCT撮影をする。
それによって心臓の状態はより詳しく分かるとの事なのだが、猫の心臓手術は(小さいため)成功率が低いらしい。
意思表示の出来る人間と違い、動物の病気とその対処は飼い主に任される。
それが余計に、動物の死に対する責任を感じさせるのだ。
死を持って生命は終わる。
生きているものの死亡率は100%なのだ。
霊だ魂だという話は、私は全く信じていない。
小型動物の死骸は生ゴミとして廃棄すると聞いた事がある。
共に暮らしたペットも、道ばたで事故死した猫も死骸としての違いはないのだ。
霊や魂は飼い主の頭の中のみに存在するものだと思う。
線香に火を付けるのも飼い主が記憶を蘇らせるための行事に過ぎないだろう。
それは死んだ動物を慰めているのではない。
自分を慰めているのだ。
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