日照権

福岡県糸島市の病院関係の男性が、太陽光発電の邪魔になるとして国定公園内の松を枯らした事件があった。
夏場は日陰にはならないと報道されていたが、もしかすると冬場には影が伸びるのかも知れない。

44歳にもなって常識が分からないのかと地元住民は怒るのだが、中高年の無謀さは他の事例を見ても明らかだ。
河川敷でゴルフクラブを振り回すオッサン、禁止場所に入り込んで釣りをするオッサン、みんなオッサンではないか。
それより高齢になると、国有地などを勝手に自分の家庭菜園にしてしまう連中も問題になっている。

この男性は器物損壊罪に問われるのかも知れないが、その器物がどれほど重要なものであっても器物でしかない。
まあ本人にしてみれば松林を枯らし尽くして自分の土地ギリギリまでパネルを設置したいと考えたのだろう。
映像ではパネルの乗っていないベースも見える。