定額

今やパケット定額制も定額と言いながら制限付きになってしまった。
確かに料金は一定なのだが通信条件は一定ではない。

食べ放題の店に行って、最初は普通に盛られた料理が出てくるがやがて皿の真ん中に豆粒2〜3個程度になってしまう。
メニューには料金を気にせずお腹いっぱい食べられますと書かれているが、その横に小さな字で「700gを超えたお食事をされた場合は盛りつけを制限することがございます」とある。

年末年始に海外に出かける方もあるだろう。
従来型ケータイの場合は通信を制限しておけば良かったが、スマートフォンではそうは行かない。
通信制限されたスマートフォンはその多くの機能に支障をきたす。
そこで海外パケホーダイとなるのだが、コイツがかなり高額なのだ。
ドコモの場合は1日の通信量が約24.4MB以下だったとしても1,980円がかかる。
24.4MBを超えると2,980だ。
これがせめて1週間の価格ならば我慢も出来ようが、たった1日の値段なのだ。

日本のパケット代は世界的に見ても高額な方だ。
つまりローミング先では日本の価格よりも安くパケット通信が出来る。
海外ローミングをやって貰うと儲かると事業者が言うのはその為だ。

ちなみに香港で1日限り有効なプリペイドSIM(音声通話とデータ通信対応)が400円以下だ。
ハワイだと1GBまでのパケット定額と4時間程度の無料国内通話が付いたものがUSD50前後ではないかと思う。
複数人で行って現地で連絡を取り合う時などは音声無料通話の付いたSIMが便利だ。
SIMロックを外して貰うにはカネがかかるのだが、国際ローミングで使うよりもずっとお得になる。