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ネットワークが快調ではなくなったWindowsXPが動作しているPCの話は過去に書いた。
コメント欄でネットワークカードが怪しいのではないかとヒントを頂いた。
そこでオンボードLANを別基板のものに変えてみたのだが変化がない。
ついでにUSB-LANアダプタを使ってみても、これも変化がなかった。
ちなみにUSB-LANアダプタでは通信速度が3Mbps程度しか出なかった。
こうなるとハードウエア説でもなく、デバイスドライバ系でも無いという事になる。
スピードテストでは普通の速度が出ている。
上りが遅ければリクエストの遅延が起きるので結果としてレスポンスは悪くなるが、だとしてもネットワークインタフェースのハードウエアが悪いわけではない。
入れ直してみるかなぁ。
新規インストールしないまま長く使っているので汚れが激しいかも。
2014年1月23日 18:56
不調とは無関係ですがXP/2000は発売された時代の環境（RAMは少なくネットはISDN程度）にマッチした設定になっているのでDefaultのままだと
・100BASE-TXだと下り速度が25Mbpsで頭打ちするNICが多々ある
・1000BASE-Tだと上下共に100Mbpsでほぼ頭打ちする
ネットの送受信に割り当てるバッファ量の上限が押さえられてるのが原因です
Memory総量がMB時代ですからね、システム要件を振り返ると面白いです
Windows 2000 Professional
・133MHz or more Pentium microprocessor
・64MB of RAM recommended minimum. 32MB of RAM is the minimum supported.
Windows XP Professional
・Pentium 233MHz processor or faster (300MHz is recommended)
・At least 64MB of RAM (128MB is recommended)
メモリが十分あるXPならばMTU/RWIN値の変更・調整ではなく頭打ちしている上限を増やさないと解消しません
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AFD\Parameters]
"DefaultReceiveWindow"=dword:00080000
"DefaultSendWindow"=dword:00080000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters]
"GlobalMaxTcpWindowSize"=dword:00080000
"TcpWindowSize"=dword:00080000
あたり（※Defaultは未設定です）
これで遅い場合はさらにNIC Driver側の送信バッファ／受信バッファを増やす必要があります（有名どころだと調整可能）
同じNIC(Intelの8255xとか)をWindows7とXPに挿してNICドライバの送信バッファ／受信バッファのDefault値を見比べると桁が１つ違います
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