- 2014年5月 3日 13:07
今回騒音の元となったファンは分解しやすい構造だった。
小型のファンなどではシャフトが貫通していないものもあり、はめ込み型だと分解が難しい。
無理に引っ張って外した後で組み立てても変心してしまうとかでうまく行かない。
ファンではないのだが、シャフトにセラミックを使ったものなどもある。
ファンはいくつか解体してみているが、今まで分解したものはシャフトが貫通していないものだった。
このタイプはファン部分を強く引っ張れば抜けてくるのだが、年月で劣化しているのかシャフト末端のはめ込み部分ごと壊れてしまう事もあった。
機械ものの寿命は比較的短いので新品が入手出来るのならば交換した方が良い。
Vostro260Sは電源は結構温まる。
CPUはヒートシンクが大きいせいもあってあまり熱は感じないのだが、電源は全体的に温かい。
小型高密度という事もあろうがファンは大切という感じ。
冷蔵庫にも強制循環用のファンが付けられているが、これも最近は薄型のスケールファンだ。
耐久家電という事もあって長寿命化されているのだと思う。
くまとりコイル型インダクションモータなどは相当長寿命で、メタル軸受けみたいな構造になっている。
ちなみに家庭用の換気扇などの設計寿命は10年前後のものが多いそうだ。
非分解構造のファンの場合、隙間から浸透製潤滑剤を吹き込む手もあるのだが浸透製潤滑剤のような軽い油は蒸発も早いので長持ちしない。
それでもノートPCのCPUファンの異常はこの手でしのいだ事がある。
注意しながらであればファン本体底部に穴を開けて、そこから浸透製潤滑剤を吹き込む手もある。
なお修理業者に頼むとファンの分解注油修理は1万円前後だとか。
ファンが手に入るのならば交換なのだがノートPCなどでは入手が難しいものもあり、その場合は修理になる。
強者になると内部の軸受けやベアリングを移植修理すると言うから、それもなかなかすごい。
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